ある程度注文住宅について具体的に踏み込んだ研究をするのなら、充填断熱と外張断熱は必須の項目です。
注文住宅を充填断熱にした場合、木材の柱が断熱材より熱を通過させてしまいます。これは充填断熱であると、断熱材を柱間に充填することに起因することであり、注文住宅における充填断熱の欠点といえるかも知れません。
それでは今度は注文住宅における外張断熱の、どちらかといえば欠点と言えることについて、話をしたいと思います。注文住宅を外張断熱にするということは、構造体として考えた場合どのようなものでしょうか?それはまず柱の室外側に断熱材を施工し、次に室外側に通気層を施工し、最終的に室外側に外壁を施工するということです。注文住宅においてこのようなことが行なわれた場合、断熱材が厚みを増せば増すほど、当然外壁を保持するという目的の為に、色々な工夫を施す必要が生じてくるのです。そしてその工夫が良いものでなければ、外壁の性能は劣悪なものになってしまうのです。注文住宅における外断熱の厚さは、せいぜい70ミリ程度が限度といったところではないでしょうか。でもこの厚さって、充填断熱のその厚さと比較しても、小さなものなんですよね。
いずれにせよ、注文住宅における断熱についての性能は、Q値(熱損失係数)という数値によって表せるのです。この数字によって注文住宅における、外断熱と充填断熱の性能を比較することも可能です。

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